乳児院


保育士の資格を取得し、都道府県知事へ登録申請し、「保育士登録証(保育士証)」の交付を受ければ、保育士と名乗って「
乳児院」で働くことができます。


では「乳児院」とは、どのような施設なのでしょうか?


 乳児院について



乳児院とは、さまざまな事情(虐待・母親不在、不明、病気など)により家庭で養育を受けることができない「乳児」を、児童相談所の判断により入所させ、生活している児童福祉施設のことで、保育士、看護師、栄養士などの配置が義務付けられており、これらの有資格者が乳児を養育し、退院後の相談や援助を行います。


従来までは、乳児といえば「0歳〜1歳未満」の子供のことでしたが、児童福祉法の改正により、必要がある場合、小学校入学前の児童までを入所させ、養育することが可能となっており、乳児院に入所していた子供は、その後、両親や親族の元へ引き取られたり、養子縁組等で里親の元へ引き取られますが、それが無理な場合は、児童養護施設へ措置変更となります。


厚生労働省の調査によると、乳児院は2006年(平成18年)3月31日現在、全国で119の施設があり、約3,000人の児童が入所しており、乳児院で働きたい場合は、各市区町村、または直接、施設へお問い合わせください。


 その他の保育士の仕事場



保育所(保育園)
児童厚生施設
児童養護施設
児童自立支援施設(旧:教護院)
児童家庭支援センター
助産施設
母子生活支援施設(旧:母子寮)
知的障害児施設
知的障害児通園施設
盲ろうあ児施設
肢体不自由児施設
重症心身障害児施設
情緒障害児短期治療施設
民間施設「無許可保育所・ベビーシッター・デパート」




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